青じそは、βカロテンとビタミンB2、カルシウムが豊富で非常に栄養に優れた野菜です。
しかも、芽じそ、葉じそ、穂じそ、実じその4段階にわたって食べられる。
簡単で栄養があって多収穫!
ノリヒカ☆は天ぷらが好き😋
こりゃあ育てるっきゃないぜ。
青じその植物学データ
漢字で「紫蘇」と書くように、シソとは本来「赤じそ」のこと。
青じそは赤じその変種なのです。
ギザギザした葉っぱとさわやかな香りが特徴な青じそは、香りづけや添え物として使われることが多く和食によく合います🥢
- 学名…Perilla frutescens var. crispa
- 仏名…perilla de Nankin
- 分類…シソ科シソ属
- 原産地…中国、ヒマラヤ、ミャンマー
品種群
しその代表的な品種群☝
- 赤じそ…梅干しの色つけ用としておなじみですね。
- 紫芽…赤じその若い芽のこと。青じその若芽は、青芽と呼ばれる。
- 穂じそ…しその花穂。刺身のつまや薬味などに利用されます。
- エゴマ…しその変種。シソより繊維が硬くにおいも強め。韓国ではサムギョプサルなど肉料理と一緒に食べたり、キムチに使用されるなどお馴染みの食材です。シソ科の植物同士は交雑しやすいので、近くに植えつけないよう注意しましょう。
いろいろな部位が利用される青じそですが、「大葉」の名称は芽と葉を区別するため名付けられたことに由来します。
青じその栽培データ
栽培に役立つ情報を載せておくね☆
- 生育環境…日当たりと風通しが良い場所。半日陰でもOK👌 強い光に当てすぎると、葉が小さく堅くなるので、日当たりが良すぎる場所よりは半日陰の方が無難。
- 種まきの時期…3~5月
- 収穫時期…5~9月
- 発芽適温…25~30℃
- 生育適温…20~25℃
- 草丈…60~80cm
- 株の広がり…60~70cm
- コンテナの大きさ…深さ20cm以上
- 水やり…湿り気のある土が好きなので、土の表面が乾いたらたっぷりと。毎日してあげましょう。
- 病害虫…アブラムシ、ハダニ、ハスモンヨトウの幼虫など。手軽に栽培できるが、虫がつきやすいので注意。食べられた葉は、すぐに摘み取って新しい葉が出るようにしましょう。
- 収穫目安…本葉が10枚以上、または草丈が30cm以上になったら。トウが立ち、花が穂の1/3ほど咲いたら「穂じそ」が収穫可能。花後、実がついたら「しその実」として利用可能。
- 収穫までの日数…種:40~60日 苗:30~50日
- 美味しい時期…青じそ:7~10月 赤じそ:6~8月
美味しい青じその見分け方
収穫する時、お店で買う時のポイント☆
- 葉の緑が濃く鮮やか。みずみずしいハリとツヤがある。
- 葉先がピンと張っている。
- 軸の先端が新鮮で、変色していないもの。
- 葉脈が細かく左右対称。
- 香りが良いもの。
【シソの栄養】βカロテンとカルシウムが豊富!
青じそはビタミン、ミネラルが豊富で特にβカロテンとビタミンB1、B2、カルシウムは野菜の中でもトップクラス!
香り成分の大半を占めるペリルアルデヒドは優れた抗菌作用・防腐作用を持つため、刺身のつまのシソは食中毒予防の働きも担います。
しその葉には、ポリフェノールの一種であるロスマリン酸も含まれています。
ちなみに赤じそは青じそよりカロテン量が少ないですが、他の栄養は青じそと変わりませんよ☆
また、エゴマの種子を絞って抽出されたエゴマ油は、ω3系脂肪酸の一つであうるαリノレン酸が豊富。
葉じそ(大葉)100g当たりの栄養量
βカロテン当量 | ビタミンC | ビタミンB1 | ビタミンB2 | カルシウム | カリウム | 鉄 |
---|---|---|---|---|---|---|
11000μg | 26mg | 0.13mg | 0.34mg | 230mg | 500mg | 1.7mg |
出典:日本食品標準成分表(八訂)増補2023年
漢方や薬膳では発汗を促し、梅雨や夏場の冷えをとると言われています。
また、日本でも古くから栽培されており、咳止めの薬としても使用されていました。
青じそは栄養価が高く、赤じそは薬効が高いと言われています🍵
それから
和風ハーブのシソっち。
栄養価の高さからすると脇役にはもったいない。
ノリヒカ☆が思うに、メインでたくさん使われないのは、「大葉」でお馴染みのあの形にあると思うんだな。
葉っぱとしては確かに存在感あるけど、レタスやほうれん草なんかよりは大分小さく量としては中途半端。
ピラピラしてるし、キャベツみたいにザクザク切る風でもない🔪
ということで、葉っぱをそのまま単品として使用することになり、結果脇役に甘んじてしまう。
でもでも、今回わかったようにそんなことでは勿体ない存在なのです。
だから意識してシソっちを食べていくのが大切だけど、効果的なのは自家栽培すること!
だって多収穫で、自然とたくさん食べることになるからね☆
ということで皆さんも是非シソっちを育ててみてください😃
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